心はいったいどうなっているの?体と心の両方に症状がでる中で、心はどんな状態なのかをみてみましょう。

人それぞれで症状も若干違いがあるのですが、大きな括りとしてみていきます。

 

・何も興味がなくなる

興味がないというなら、そういう人は結構いると思いがちですがそれとはまた別の部類に入ります。

「何も」というのが軸となっており、洋服やお風呂といった見た目を含めた自分の身なりにも全く興味がなくなり、誰とも話をしたくない、面倒であると人との関係を避けるようになります。

そうなると旅行や遊びにも関心がなくなってしまいますよね。

さらに食べ物や飲み物など生きて行くうえで必要なものにも興味がなくなります。

 

不思議なことに、今まで大好きだったものにも興味がなくなってしまうのです。

あれほど大好きだった気持ちが嘘だったかのような感覚。

この「何も」というのが重要で、生きているうえで楽しいと思えることに興味がなくなってしまうという状態になるのです。

 

・不安やイライラ

不安に思う必要がないことを不安に思ってきます。やならければいけないと思うことがあって焦りがでるのですが、ただ焦るばかりで行動に移せないのです。
今までできていたことができなくなってしまうから。できない自分にさらに焦りを感じ、どんどんイライラしていきます。

不安というのは誰しもかかえる感情ですよね。仕事や人間関係の不安、お金の不安など、私たちも不安に思う種はたくさんあります。

イライラすることもよくあることです。ちょっとしたことでイライラしたりすることもありますよね。

しかし、うつ病の不安は消えません。できたはずの自分がいなくなり、イライラが蓄積されていくのです。

この焦りによってさらに自分を追い詰める原因にもなってしまうこともあります。

・虚しくなってくる

自分は何をしているのだろうと虚しい気持ちを見つけてきます。

虚しくなるというのも、誰にでもありますよね。その虚しさはその状況が終わると次第に消えていくことがほとんどですが、
虚しいという心の症状は何にも興味がなくなりやる気もない、楽しむこともできない状態であることに気づいていくと、
自分はどうしてしまったのかと気分が下降していきます。

今まで楽しんでいた趣味や遊びなども、楽しいと思えない。自分のしていることに虚しさが募っていきます。

 

虚しさは、自分の状況を客観視できないようにする霧のような役割をすることもあります。この虚しさが強くなっていくと、さらに悪循環を生み出すことも。

自分を責め続けてしまうことに繋がりますので、注意が必要です。

 

・悪いほうに考えてしまう

どんなことでも悪い方向に考えてしまう傾向にあります。多くの人も最悪なパターンを考えたりしますよね。
でもすべてのことを悪い方向に考えることはあまりないでしょう。

とっさにそうならないようにブレーキをかけますよね。

しかしそのブレーキをかけることができず、悪い方向へ考えることを止められなくなります。さらに自分が悪いのだと思ってくるのです。
自分が悪いのだという起点から見てしまい考え方が歪んできます。

歪みから、ますます自分を責めることを続けてしまい生きていることさえも悪いことだと思ってしまうこともあります。

最初にかけたボタンが違っていることに気づかず、違ったままかけ続けてしまっているような状態です。

全て悪い方向にいくとは決まっていません。自分が悪いわけでもないのです。

状況を客観的にみることができるようになることが大切です。

 

・やること全てが楽しくない

何も興味がなくなってしまっているので、何をしても楽しくありません。

大好きだったテレビ番組も、趣味も、友達と会うこともすべてのことが楽しいと思えなくなってしまうのです。

これは興味がなくなったこととリンクしています。

好きだったものも興味がなくなったから、見てもやっても楽しくないのです。

楽しいと思うことがなくなってしまったら、何をしていけばいいのかわからないですよね。

仕事だって、楽しいと思えるから続いていることもあります。

その場合は仕事もできなくなってしまうことになります。

私たちにとって、楽しいと思えることはとても大切なことなのですね。

辛いことがあっても、楽しいことがあるから頑張れたりします。

楽しいと思えなくなるうつ病は、生活自体を大幅に変えてしまうことになるのです。

 

いかがでしたか?

心への影響はとても大きなものになります。今まで大好きだったものが嘘かのように興味もなくなり楽しめないというのは辛いですよね。

心の声に耳を傾けることはとても大切です。

聞かないふりをせず、きちんと聞いてあげましょう。