4つのSを心がけて生活すれば、うつ病の予防になります。もう一つのSをつけ足すことで、もっと効果が出てくるでしょう。

健康的になり、うつ病以外の病気にもかかりにくくなるのです。

 

生活

まずは、生活のサイクルを一定に整えましょう。

翌日は休みだからといってのんびり夜更かしをしてしまう。仕事の関係で、早朝から深夜まで働きっぱなし。そのような不規則な生活をしていると、自律神経が乱れてうつ病にかかりやすくなります。

 

疲れが溜まってくると何もしたくないというときもあるかもしれません。そんなときは、食事を軽くしたりお風呂につかるだけというように工夫をしましょう。

生活のサイクルを合わせようと気にしすぎて無理やり寝ようとしたり、食欲もないのにご飯を食べようとしてもストレスは溜まる一方です。

 

大体でいいので、何時から何時までは活動するなどざっくりと決めてみましょう。最初は難しいかもしれませんが、徐々にできることをしていけば大丈夫ですよ。

 

食事

 

健康には、バランスのとれた食事がつきものですよね。野菜納豆など、うつ病に効果的な食材はたくさんあります。

 

自分が食べられる範囲の食材を使いましょう。栄養がいいからと無理に嫌いなものを食べると、食事をとること自体が嫌になってしまうと余計よくありませんから。

そして、には注意しましょう。ストレスが溜まっていると血行が悪くなり、余分な油をとればさらに体に負担をかけてしまいます。使うならエゴマ油がおすすめです。

 

また、甘いものが食べたいときはフルーツを食べるといいですよ。後味がさわやかでさっぱりします。

どうしてもケーキのような甘いお菓子が食べたいと思ったときはを考えましょう。白砂糖は血糖値を急上昇させた後に急降下させます。そうすると体がだるくなる原因になりますので、砂糖を使う場合は黒砂糖がいいのです。

バランスを考えた食事をとりましょうね。

 

睡眠

体の疲労回復や脳内で記憶の整理をするためにも必要な睡眠。しかし、うつ病に近い状態の人は中々すぐに寝つけません。悩み事不安が睡眠の邪魔をしてしまうのです。

 

寝る前にリラックスさせることで、睡眠の質をよくできます。

お風呂では浴槽にゆっくり浸かり体を芯から温めましょう。ヨガストレッチで体をほぐすのもいいですよ。深い呼吸を意識しましょう。また、ラベンダーベルガモットなどリラックス効果のあるアロマオイルが使える加湿器をつけながら寝ると朝の目覚めもスッキリしますよ。

スマホやテレビなどの明るい画面を見てしまうと、脳が目覚めてしまい余計寝られなくなるのでやめましょう。

 

日光浴は、健康に必要なセロトニンを分泌してくれます。朝は早めに起きて、カーテンを開けましょう。

 

 

ストレス解消

 

うつ病には、ストレスが深く関係しています。

現在は、ストレス社会ともいわれるほどです。行きと帰りの満員電車、会社での人間関係家庭不和など、日々の生活の小さいことでもストレスとなって蓄積していきます。

蓄積していったストレスは、体や心に害を与えるのです。気づかないうちに、胃潰瘍気管支喘息といった病気になってしまいます。病気になるともっとストレスを感じてくるので、そうならないためにも小まめなストレス発散を心がけましょう。

 

山頂や展望台など景色のいいところに行ったり、カラオケで思う存分歌う、友達と気の済むまで話すなど。自分がやっていて楽しいと思うことはたくさんしましょう。

無理に出かけなくても、お家で好きな映画を鑑賞するのもストレス発散になりますよ。

 

つけ足してほしいSのスポーツ

体を定期的に動かす人は、精神疾患になりにくいという研究結果が出ています。

適度な運動やスポーツがセロトニンを活発にさせて、前向きな気持ちに変えてくれるのです。

 

1週間に1時間のウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動は、うつ病の予防になります。

また、楽しんで体を動かすという意味ではスポーツもおすすめです。水泳は、体の負担も少なく全身を使う理想的なスポーツなのです。

適度に体を動かして、頭も使うゲートボールもいいですよ。ぜひ、高齢者には挑戦してみてほしいスポーツです。

 

 

いかがでしたか?

生活、食事、睡眠、ストレス解消という4つのSについてご紹介しました。どれも欠けてはいけないSです。そして、もう一つ足してほしいSのスポーツも忘れないでくださいね。

全てのSを心がけて生活してみましょう!